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こどもの紫外線対策と日焼け止めの選び方

紫外線が強くなる季節になると、
- 「こどもにも日焼け止めは必要ですか?」
- 「どのような日焼け止めを選べばよいですか?」
という質問を多くいただきます。
日本小児皮膚科学会では、こどもの頃から強い紫外線を浴び続けることで、将来のしみやしわなどの皮膚老化だけでなく、皮膚がんや目の病気のリスクが高まることが知られているため、適切な紫外線対策を行うことを勧めています。
紫外線対策の基本は「避ける・覆う・塗る」
紫外線対策というと日焼け止めを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、まず大切なのは紫外線を浴びすぎない工夫です。
- 午前10時から午後2時頃の紫外線が強い時間帯を避ける
- 日陰を利用する
- つばの広い帽子や衣服で肌を守る
- 必要に応じて日焼け止めを使用する
ことが重要です。
こどもの日焼け止めはどう選ぶ?
日焼け止めには「SPF」と「PA」という表示があります。
SPF
肌が赤くなる原因となるUV-Bを防ぐ指標
PA
しみや光老化の原因となるUV-Aを防ぐ指標

ただし、数値が高ければ高いほど良いわけではありません。
日常生活では、SPF15~20程度、PA+~++程度を目安にし、海やプール、長時間の屋外活動時にはより高いものを選ぶとよいとされています。
また、こどもの肌は大人よりも敏感なため、次のような点を参考に選びましょう。
① 肌にやさしいものを選ぶ
乳幼児や敏感肌のお子さんには、紫外線散乱剤(ノンケミカルタイプ)を使用した製品がおすすめです。
紫外線を反射・散乱させて肌を守るため、刺激が少ないとされています。
② 無香料・無着色のものを選ぶ
アルコールや香料などが刺激になることがあります。
肌が弱いお子さんは、低刺激処方や敏感肌用の製品を選びましょう。
③ 石けんで落とせるものを選ぶ
毎日使用する場合は、専用クレンジングが不要で石けんで落とせるタイプが便利です。
肌への負担も少なくなります。
日焼け止めは塗り方も大切
せっかく日焼け止めを使っても、量が少ないと十分な効果が得られません。
- 外出前にムラなく塗る
- 耳や首、手の甲も忘れずに塗る
- 汗をかいた後や水遊びの後は塗り直す
- 2~3時間ごとに塗り直す
ことが大切です。
まとめ
こどもの紫外線対策は、将来の肌の健康を守るための大切な習慣です。
日焼け止めだけに頼るのではなく、帽子や衣服、日陰の活用などを組み合わせながら、無理なく続けていきましょう
当院では、お子さまのスキンケアや湿疹、アトピー性皮膚炎などのご相談も受け付けています。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
次回は、タイプ別日焼け止めの比較と日焼け止めの使い方のポイントについてお話しします。