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夜尿症(おねしょ)①
4月から新入園、新入学の皆さん、新たな生活には慣れてきましたか?
今回は「夜尿症(おねしょ)」のお話です。
新生活が始まり、「おねしょ」を心配されているご家族もいらっしゃると思います。
当医院でも夜尿症(おねしょ)のご相談や、そこから夜尿症に対しての治療がはじまり、来院されているお子さんが多くいらしゃいます。

目次
夜尿症とは(おねしょと夜尿症ってどうちがうの)?
5歳未満の子どもでは、おねしょ(夜寝ている間の尿漏れ)といいますが、5歳以降で月1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く場合を「夜尿症」と診断し、治療が必要な場合があります。
夜尿症は決してめずらしいものではなく、5歳で約15%、7歳で約10%、10歳で約5%、12~14歳で2~3%の頻度です。
年齢を重ねるごとに減少していきます。
ほとんどのお子さんは成人するまでに治まりますが、一方で15歳以上の1~2%は夜尿が持続するという報告もあります。
また、男児が女児より多いと言われています。
夜尿症がおきる仕組みは?
夜尿症がおきる原因には大きく3つあります。
- 夜間につくられる尿の量が多い
- 膀胱のサイズが小さくて尿をたくさん貯められない
- 寝ている時に尿がたまっても目が覚めない
のうち複数が関係していると考えられます。
また、遺伝的な要因も大きく、両親のどちらかが夜尿症の既往があれば、子どもは既往がない両親を持つ子どもに比べて夜尿になりやすいという報告があります。
夜尿症が子どもに与える影響は?
夜尿症は子どもの自尊心を低下させ、自信をなくしたり、学校生活や友人関係に影響を与えることがあります。
夜尿症がある場合は早めに治療を検討した方がよいでしょう。
夜尿症は自然に治るの?
無治療の場合、夜尿症は年に10~15%程度の割合で自然治癒すると言われています。
一方医療機関で適切に治療を行った場合、1年間で50%、2年間で70%、3年間で80%が治癒すると言われています。
病院で治療を受けたからといってすぐに治るわけではないですが、治る可能性が何倍にも上がります。
夜尿症の受診のタイミングは?
5歳以降で月1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く場合はもちろん、当てはまらないとしても今後の生活のなかでの夜尿の対策などのご相談もできます。
お気軽にご相談ください。
一般的な夜尿症の治療開始の目安
| 夜尿の回数 | |||
| 毎晩 | 週3~4回 | 週1~2回 | |
| 5歳~6歳 | 生活習慣病の見直し | 生活習慣病の見直し | 経過観察 |
| 7歳~8歳 | 治療開始 | 生活習慣病の見直しor治療開始 | 生活習慣病の見直し |
| 9歳以上 | 治療開始 | 治療開始 | 治療開始 |
あくまで目安ですので、夜尿が気になれば一度ご相談ください。
お子さまの症状をチェックしましょう
<夜尿症相談シート>
1.おねしょについて
①今までにおねしょの検査・治療の有無
②今までに6か月以上、おねしょがなかった期間の有無
↳「有」と答えた方・・・再度おねしょが始まったのは、いつから?
( から)
③週平均回数
④一番多い時の状況
⑤祖父母・親・兄弟姉妹の中で、小学校になっても続いた方の有無
2.普段のトイレについて
①おしっこの1日平均回数 ( 回/日)
②昼間のおもらし(ちびる)の有無
③(昼間に)うんちをもらすことの有無
④トイレでうんちをする頻度
3.普段の生活について
①放課後の外出(習い事・塾・スポーツ)の有無
②夕食時間 ( 時)
③就寝時間 ( 時)
④夕方帰宅してから、寝るまでの水分摂取量
⑤塩辛いものの嗜好
⑥おねしょ対策 当てはまるもの全てを選択してください。
4.今後について
①通院治療に対する希望
【保護者】
【ご本人】
②お泊まり行事の有無
↳「有」と答えた方 時期( )
次回は夜尿症をどのように治療するのかをお伝えします。
▼こちらも是非ご覧ください
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小宅医院
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