Inoculation
ワクチン・予防接種

ワクチンとは
病原体の毒性を取り除いたり弱めたりしたものを体内に入れることで、本物の病原体が侵入した時に備える仕組みを作る医薬品です。あらかじめ免疫システムに病原体を記憶させておくことで、実際の感染時に素早く対応できるようになります。
重い感染症から身を守るだけでなく、周囲の人への感染拡大を防ぐ役割もあります。特に免疫力の弱い赤ちゃんや高齢者を守るために重要な予防手段です。
高齢者肺炎球菌ワクチン
高齢者に多い肺炎の原因となる肺炎球菌に対するワクチンです。肺炎の発症や重症化のリスクを下げる効果があり、特に慢性疾患をお持ちの方にお勧めしています。
定期接種の対象者は公費助成を受けられます。対象年齢や接種歴により条件が異なるため、詳細はお問い合わせください。
| 対象年齢 | 65歳~100歳 ※5年未満での再接種は、接種時の副反応のリスクが高いため、再接種には5年以上の間隔をあける必要があります。 |
|---|---|
| 助成回数 | 1回 |
| 費用(定期接種対象者) | 自己負担額3,500円(税込) |
接種に関しての注意点
以下の方は、接種にあたって注意が必要となります。接種を検討される場合はあらかじめ医師に相談してください。
- 発熱している方、重篤な急性疾患にかかっている方
- 心臓、腎臓等の基礎疾患を有する方
- これまでに、予防接種を受けて発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
- 痙攣を起こしたことがある方
- 免疫不全と診断された方や、身内に先天性免疫不全症の方がいる方
- 23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンの成分に対してアレルギーを起こす方、または恐れのある方
- 妊婦または妊娠している可能性のある方
帯状疱疹ワクチン
子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが原因で発症し、体の片側に痛みを伴う発疹が現れる病気です。皮膚の症状が治った後も、つらい神経痛が長く続くことがあります。
帯状疱疹ワクチンは、この発症自体と、後遺症である帯状疱疹後神経痛を予防する上で有効な手段です。
| 対象年齢 | 年度内に65歳を迎える方 60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方 令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方 |
|---|---|
| 接種回数 | 生ワクチン:1回 組換え(不活化)ワクチン:2回 |
| 助成回数 | 1回または2回 |
| 費用(定期接種対象者) | 自己負担額 生ワクチン:1回 3,000円(期間内に1回、皮下に接種) 組換え(不活化)ワクチン:1回 7,000円(期間内に2回、筋肉内に接種) |
接種に関しての注意点
以下の方は、接種にあたって注意が必要となります。接種を検討される場合はあらかじめ医師に相談してください。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
- これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
- けいれんを起こしたことがある方
- 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
- 生ワクチンの接種を希望される場合、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。
- 組換えワクチンの接種を希望される場合、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。
高齢者インフルエンザワクチン
高齢者に対するインフルエンザワクチンによって、インフルエンザや重症な肺炎などにかかることを予防できます。
| 対象年齢 | ①65歳以上の方 ②60歳~64歳で対象となる方(※) (②※)心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方 |
|---|---|
| 接種時期 | 秋冬(10月1日~翌年3月31日) |
| 助成回数 | 1回 |
| 費用(定期接種対象者) | 自己負担額1,500円(税込) |
新型コロナワクチン
新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐことを主な目的としたワクチンです。
高齢者の方は定期接種として公費助成の対象となりますが、それ以外の方は原則として自費での任意接種です。
基礎疾患をお持ちの方など、重症化リスクの高い方には特に接種が勧められます。
| 対象年齢 | 65歳以上の方 60歳~64歳で対象となる方(※) (※) 心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方 |
|---|---|
| 接種時期 | 秋冬(インフルエンザ定期接種と同じ時期) |
| 接種回数 | 1回 |
| 費用(定期接種対象者) | 自己負担額5,000円(税込) |

予防接種とは
感染症から身を守り、かかっても軽症で済むようにするための医療行為です。個人の健康を守るだけでなく、社会全体の感染拡大を防ぐ意味でも重要です。
定期接種は法律で定められた時期に無料で受けられます。任意接種は自費となりますが、インフルエンザなど季節性の感染症予防には効果的です。自治体によっては助成制度もあるため、詳しくはご相談ください。
定期接種(無料)
| 種類 | 対象者 |
|---|---|
| ヒブワクチン(インフルエンザ菌B型) | 2ヵ月以上5歳未満 |
| 5種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア・ポリオ・ヒブワクチン) | 1期初回:生後2ヵ月から90ヵ月未満 1期追加:1期終了後6ヶ月以上 (1期終了から1年から1年半の間が望ましい) |
| 肺炎球菌ワクチン | 2ヵ月以上5歳未満 |
| B型肝炎ワクチン | 2ヶ月以上1歳未満(0歳児) |
| ロタウイルス | 生後6週から24週まで(1価) 生後6週から32週まで(5価) 初回接種は15週未満までが望ましい |
| BCG | 1歳になる前まで (生後5ヵ月~8ヵ月が望ましい) |
| MRワクチン(麻しん・風しん) | 1期:12ヵ月~24ヵ月未満 2期:5歳以上7歳未満で小学校就学前1年間 |
| 水ぼうそう | 1歳以上3歳未満(1歳児と2歳児)※2回接種 1回目:生後12ヶ月から生後15ヶ月が望ましい 2回目:1回目から3ヶ月以上の間隔をおいて (6ヶ月から12ヶ月の間隔が望ましい) |
| 日本脳炎 | 1期初回:6ヵ月~90ヵ月未満 1期追加:1期終了後6ヶ月以上 2期:9歳~13歳未満 |
| 2種混合(百日咳・ジフテリア) | 11歳以上13歳未満 |
| 子宮頸がん予防ワクチン | 小学6年生から高校1年生 |
任意接種(自費)
スクロールできます
| 種類 | 対象者 | 費用助成 |
|---|---|---|
| おたふくかぜ | 1回目:12ヶ月以上24ヶ月未満 2回目:5歳以上7歳未満で小学校就学前1年間 ※1歳児・就学前児は津久見市独自に公費助成 |
市内の医療機関のみ全額助成 |
| 三種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア) 不活化ポリオワクチン |
5歳以上7歳未満で小学就学前1年間 ※就学前児は津久見市独自に公費助成 |
|
| 不活化インフルエンザワクチン(注射) | 生後6ヵ月~中学生 | 1回につき1,000円助成 ※市内の医療機関のみ助成対象 |
| 経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻薬) | 2歳~13歳未満 | 1回につき2,000円の助成 ※市内の医療機関のみ助成対象 |
| 13歳以上の中学生 | 1回につき1,000円の助成 ※市内の医療機関のみ助成対象 |
経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻薬)
フルミストは、鼻に噴霧する点鼻薬タイプのインフルエンザワクチンです。 従来の不活化ワクチンと異なり生ワクチンです。
| 対象年齢 | 2歳〜19歳未満 |
|---|---|
| 接種回数 | 1回 |
メリット
- 高い発症予防効果が期待できる。
- 注射が苦手なこどもでも接種ができる。
- 2~6歳は特に有効性が高い。
- 接種が1回で完了する。
デメリット
- 半数程度に感冒様症状がでることがある。
- 弱毒化生ワクチンなので、インフルエンザを発症する可能性がある。
- 2歳から19歳未満までしか国内認可されていない。
- 費用が高い。
接種に関しての注意点
接種後は鼻水や微熱が出ることがありますが、通常は数日で改善します。
まれに発疹や頭痛が現れることもありますが、一時的な反応ですのでご安心ください。
ワクチン・予防接種は予約制です。
お電話にてご予約・お問い合わせを承ります。お気軽にご連絡ください。
- 電話受付
- 8:45~12:30 / 14:00~18:00
※土曜午後は14:00~16:00
※訪問診療・訪問看護は14:00~16:00 - 休診日
- 日曜・祝日