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こどもが吐いたとき 水分補給・食事のポイント

 こどもが吐いたときは適切な水分補給や食事が大切です

目次

こどもが吐いたときの水分補給のポイント 

水分補給の仕方

嘔吐すると水分を受け付けなくなり、嘔吐を繰り返すと脱水状態になる可能性があります。そのため、水分を適切に補給させることが大切です。 
嘔吐後、30~60分程度の時間を空けて、少量の水分をあげてみましょう。 

  • 少量ずつ:吐き気が落ち着いてから、スプーン1杯(約5ml)程度を5分ごとにに飲ませ、様子を見ながら徐々に量を増やします。 
  1. 目安として、体重10キロのお子さんであれば500㏄のペットボトル1本分を4時間かけて飲ませるくらいのペースが適切です。 
  1. それでも吐き続ける、あるいは下痢が止まらず脱水が進行するような場合は、さらに追加して水分を摂取させましょう。体重10キロ以上のお子さんであれば、嘔吐や下痢をするたびに150㏄程度飲ませてあげることで脱水の進行を防ぐことができます。 
  • 常温がおすすめ:冷たすぎるものは胃を刺激するため、常温がおすすめです。
  • おすすめの水分:経口補水液(OS-1、アクアライトORSなど)、塩分を含んだ重湯、薄め味噌汁の上澄み、子ども用イオン飲料などが適しています。
  • 避けるべきもの:柑橘系のジュース、乳酸飲料、牛乳は避けましょう。

母乳・ミルクについて 

  • 母乳:母乳は、栄養補給だけでなく、脱水を補正する効果があるため続けてください。一度にたくさん飲むと嘔吐の原因になるため、短時間で頻回にあげましょう。  
  • ミルク:通常粉ミルクを薄める必要はないとされています。どちらかというと大切なのは飲ませてあげる量と間隔です。 

こどもが吐いたときの食事のポイント 

こどもが吐いた後に、すぐに食事を与えてもまたは吐いてしまいます。 
吐いてから1~2時間は食事を控えてください。まずは水分補給からはじめます。

  • 水分が摂れてから:水分がしっかり摂れるようになってから、消化の良いおかゆや柔らかいパンなどを少量から与え始めます。 

こどもの吐き気がおさまったあとにおすすめの食事 

吐き気がおさまったら、少量ずつ食事を与えます。 
以下のような、胃の負担を減らした食べ物を意識してください。

  • おかゆ 
  • うどん 
  • パンがゆ 
  • じゃがいも 
  • 白身魚 
  • 鶏ささみ 
  • 野菜スープ 
  • 豆腐 
  • リンゴ 
  • バナナ

母乳を与える際は、少量を頻回に与えてください。

こどもが吐いたときにさけたい食事 

消化に時間のかかる肉類、繊維の多い野菜、油物、乳製品、ラーメンはしばらく避けましょう。 

  • そば 
  • 繊維質が多い野菜(ごぼう、セロリ、れんこん、たけのこ、コーンなど) 
  • きのこ類
  • 海藻類
  • みかん、梨、柿、いちご 
  • ドライフルーツ 
  • ラーメン、スパゲッティ、カレー、グラタン 
  • ベーコン、ウインナー 
  • さんま、さば、まぐろ 
  • 魚卵(たらこ、いくらなど) 
  • 油類(ドレッシングなど) 
  • 揚げ物 
  • ヨーグルト、アイスクリーム 
  • スナック菓子、炭酸飲料 

胃腸が落ち着くまでは、これらの食品は避け、消化しやすい食品を選んでください。 

まとめ 

吐いた後は1〜2時間は食事を控え、まずは適切な水分補給を心掛けてください。 
嘔吐が続くと脱水症状を引き起こす可能性があるため、経口補水液での水分補給がおすすめです。
吐き気が落ち着いたら、ティースプーン(約5 ml)程度の水分を5~15分おきに飲ませ、再度嘔吐がなければ、徐々に量を増やしてください。 
そのあと、胃に負担をかけない食事を少量ずつ与えます。